エクスカーションのご案内
— テーマ「LIFE」をめぐる二つの空間 —
第131回日本解剖学会総会・全国学術集会のテーマは「LIFE」です。
生きた身体を対象とする解剖学は、構造としてのLIFEを扱う学問であると同時に、人の生と死に向き合う思想や制度の上に成り立ってきました。
本学会の開催期間中、東京慈恵会医科大学の「標本館」および「史料室」の見学するエクスカーションを実施いたします。
一方は、人体そのものを通してLIFEを見つめる場所、もう一方は、学祖・高木兼寛が脚気撲滅に挑んだ医学の実践と教育の歩みを通して、近代日本におけるLIFEへの向き合い方を示す場所です。
標本館
—解剖学教育が紡いできた人体標本の系譜—
東京慈恵会医科大学標本館は、解剖学・基礎医学教育のために作製・保存されてきた人体標本を体系的に収蔵する施設です。その歴史は大正期に始まり、昭和42年(1967年)の高木会館完成以降、教育現場の要請に応じ進化を遂げてきました。
館内には、胸腹部内臓の血管鋳型標本、脊髄および脊髄神経のアクリル包埋標本、病理標本、先天異常標本など、人体構造を立体的・総合的に理解するための標本が収蔵されています。これらは単なるコレクションではなく、学生が「生きた身体の構造」を理解するために選び抜かれた、教育の結晶ともいえる標本群です。
史料室
—学祖高木兼寛と大学の歩みを伝える史資料—
史料室は、本学の沿革および学祖・高木兼寛に関する資料を中心に収蔵・展示する施設です。
高木兼寛は、英国留学を経て近代医学を学び、帰国後に脚気の撲滅に尽力し、英国の医学・医療を基盤とした医学教育と看護教育を実践しました。その生涯とともに、本学の創設から近代日本医学の発展に至る歴史を、文書・写真・遺品などを通して年代順にたどることができます。医学教育、大学と社会との関係など、医学がどのような思想と制度のもとで成立してきたか、その源流に触れることができます。
参加案内
| 対象 | 第131回日本解剖学会総会・全国学術集会の参加登録者 (申込時に参加登録番号が必要です) |
|---|---|
| 参加方法 | 事前予約が必要となります。 |
| 参加費 | 無料 |
| 日程 | 3月24日(火) ~ 3月26日(木) |
| 時間枠 | ① 10:00~11:00(標本館:30分×2回/史料室:20分×3回) |
| ② 14:00~15:00(標本館:30分×2回/史料室:20分×3回) |
同伴者についてのご注意
標本館の見学は、学会参加登録者ご本人のみ可能です。
史料室については、同伴者の方もご見学いただけます。
お申し込みにあたって
本フォームでは、参加登録番号、氏名、所属、メールアドレスをご入力いただいた後、標本館および史料室の見学希望日時をお伺いします。
各施設の見学について、選択肢の中から第1希望から第3希望までをご選択ください。
参加可否のご連絡
3月中旬までに、参加可否および詳細(日時・場所等)を、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
希望者多数の場合は抽選となります。あらかじめご了承ください。
キャンセルなどの問い合わせ先:大会事務局
東京慈恵会医科大学 解剖学講座
〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
mailanat131@jikei.ac.jp(@を半角で入力してお送りください。)
