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 身体障害者補助犬は視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者にとって自立と社会参加のための有効な手段の1つです。わが国では平成14年に身体障害者補助犬法が成立、施行され、補助犬の普及に対する取り組みが徐々に進んで参りました。身体障害者の自立と社会参加を補助犬により、さらに推進するためには、補助犬の育成、使用等に対する医学・獣医学・法学・社会福祉学等の専門分野からの調査・研究を継続していくことが必要です。そこで補助犬の普及発展を願う学識経験者が集まり、日本身体障害者補助犬学会が平成17年に世界で初めて設立されました。
 今回で本会は早や11回目を数えることとなりますが、かたやわが国での大きなイベントとして「東京オリンピック・パラリンピック」が2020年に開催されます。パラリンピックに参加される方やサポートされる方で補助犬使用者である方はもちろん、このイベントのために世界中から来られる方で補助犬を使用される方も多数我が国に足を運ばれることと思います。そこで今回はテーマを「世界を翔る補助犬使用者 -2020オリパラに向けて-」としました。来日される多くの方は飛行機を利用されることになると思いますが、補助犬使用者が飛行機を利用するときに空港での課題はどうかということを今回のテーマの一つとして掲げ、会場を成田国際空港とさせていただきました。またアクセスも飛行機、バス、成田エクスプレス等の公共交通機関で容易にお越しいただけることも魅力になるかと思います。
 シンポジウムとしてはオリンピック・パラリンピックに関連する企画を検討しており、パラリンピアンや障害者スポーツドクター等からご発表いただき、2020年に向けての障害者スポーツのあり方を考えてみたいと思っています。また市民公開講座を検討しており、空港という一般の方々が利用される立地で補助犬に対する認知度を高められるような企画を考えています。一般演題では従来通り、盲導犬、聴導犬、介助犬に関する様々な分野からの学術研究を募集しますので、皆様から多数の応募を期待しています。
 以上の様々な企画を準備して参加される方をお待ちしております。10月に皆様に成田空港でお会いできることを楽しみにしています。

   
 
第11回日本身体障害者補助犬学会学術大会大会長
リハビリテーション科医師・医学博士
千葉県千葉リハビリテーションセンター 副センター長
菊地 尚久