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日本農村医学会

学術総会開催の御礼

 第62回日本農村医学会学術総会を11月7日、8日の2日間にわたり福島市で開催いたしました。福島県では23年ぶりとなる学会開催に不安もございましたが、1,100人ものご参加をいただき、盛会裏に会を終えることができました。学会員の皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

 

 大震災から2年8ヶ月が経過した現在も、福島県では未だ14万を越える人々が避難生活を送り、双葉厚生病院をはじめとする7病院は休止中です。福島第一原発もこの夏から汚染水漏洩が相次ぎ収束にはほど遠い状態であり、病院を含む双葉郡地域コミュニティーの復興・再生はようやくその入り口に立ったに過ぎません。これから復興・再生に向けての遠く困難な道のりが待ち構えております。

 今回の大会テーマは「被災地における」という意味を加えて中心に置き、「地域コミュニティーの復興・再生と包括的地域医療」といたしました。特別講演、教育講演、シンポジウム、ワークショップともその大きなテーマの下に内容を企画したつもりです。東南海地震をはじめ全国で大規模災害への備えが検討されているなか、東日本大震災を振返り、将来に向けた対応を考える機会となっていただければ幸いです。

 

 会員懇親会では、フラガールの大変な人気に驚きましたが、大いに会員の懇親を深めることができました。多々至らぬ点や準備不足があったことと存じますが、学会員皆様のおかげをもちまして恙無く学術総会を終えることができましたことに厚く御礼を申し上げます。

平成25年11月吉日
第62回日本農村医学会学術総会
学会長 前原和平

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