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 第45回日本重症心身障害学会学術集会を岡山の地で開催させていただきます。
 ふりかえってみますと、江草安彦旭川荘前理事長が、川崎医療福祉大学を会場に、第21回学術集会を担当されて、はやくも25年が経過しました。
 「重症心身障害児施設」が法に認められる施設としてスタートし、50年余になります。その折り返し点が25年前だった訳です。50年の前半の25年は苦難の年月だったといえます。
 それに対して、その後の25年の成果には、めまぐるしいものがあります。
 なによりも、15~16歳までの命と言われていた重症児(者)の寿命が大きく延び、70歳を超える人も珍しくなくなりました。
 医療の進歩を反映して、「超重症児」・「準超重症児」、さらにはNICU後の「医療的ケア児」が急増しています。その方々への在宅・地域支援のための学校教育を含む日中活動や訪問看護・介護、そして医療的短期入所等など、新たな課題も顕在化しています。リハビリテーション部門や口腔ケア、栄養面での進歩には、顕著なものがあります。
 さらにご本人や家族の意思尊重とともに、入所と在宅生活を結ぶ「重症児者ケアホーム」へのチャレンジも進みつつあります。年金を活用したご本人の主体的な暮らしのありようを支援する「成年後見人制度」や地域で安心かつ充実した暮らしを実現するために、関係機関等と協力しながら支援体制を構築するための「コーディネーター」養成等も都道府県レベルで具体化しつつあります。
 せっかくの機会です。本学会を契機に最新の情報を直接共有し、将来への展望を拓いていただきたい。そのためにも口頭発表とポスター発表に加え、今回はじめて学会員による自立シンポジウムを提案中です。積極的なご参加を期待しています。
 なお、国の厳しい財政状況のなか、社会保障費の適正配分と重症児(者)施策の将来展望をしっかりと共有するための特別記念講演を加藤勝信川崎医療福祉大学客員教授(前厚生労働大臣)にお願いし、快諾を得ました。さらに諸外国のこの分野での若手の現場実践者と研究者に、わが国の実態を視察(東京と岡山を予定)してもらい、国際的視点でコメントをいただく、そのような新しいプランも進めつつあります。
 また重症心身障害児者が自ら輝いている、その姿を市民の方々に広く理解していただくために、2日目の午後は倉敷市の川崎医療福祉大学(バスで移動)を会場に、市民公開講座とファッションショーを計画しています。
 そこでは、「医療的ケア児の母として」(仮)と題し、野田聖子衆議院議員(前総務大臣)の記念講演のあと、中四国で最初に開設された重症心身障害児施設「旭川児童院」を県民ぐるみで支えて下さっているボランティア代表の黒住宗晴旭川荘友の会副会長(黒住教6代教主)、旭川児童院ボランティア友の会会長 伊原木奈美氏(岡山県知事夫人)、法人成年後見人制度を10年にわたりリードしてこられたNPO法人ゆずり葉の会 佐藤恵美子理事長等々によるシンポジウムも企画中です。
 学会の前後に日本三大名園の後楽園(岡山市)ならびに倉敷市の大原美術館等に足を運ばれ、あわせて障害のある方々のおもてなしにもご期待下さい。

 

【プログラム案】
○会長講演 ○特別記念講演 ○教育講演 ○シンポジウム(自主シンポジウム含む) ○一般演題(口演、ポスターセッション) ○看護研究応援セミナー ○ランチョンセミナー ○その他

 

 上記テーマ等に沿った講演やシンポジウムを予定しております。医療関係者だけでなく、重い障害児(者)を支える方々も含めて、医療・福祉と療育・教育そして地域でのインクルーシブな支援のこれからについて意見交換をしたいと考えております。
 なお、ご参加の方々にお互いの交流を深めていただくよう、懇親会では自閉症児者の手による地ビール(「西陣麦酒」他)を、市民公開講座の前には、障害者特製のカレー(宮崎県産)をふるまう計画を進めています。

第45回日本重症心身障害学会学術集会 
会長 末光 茂 
(社会福祉法人旭川荘 理事長)
 

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