menu
HOME
会長挨拶
開催概要
各種会議のご案内
プログラム・日程表
演題募集案内
座長・演者の皆様へ
参加者の皆様へ
合同懇親会
宿泊案内
会場・交通案内
一般演題採択一覧
お問い合わせ
 

 来る2012年11月3日に静岡の地において第28回日本小児外科学会秋季シンポジウムを、11月1,2日にはPSJM2012(第32回日本小児内視鏡外科・手術手技研究会、第42回日本小児外科代謝研究会、第17回日本小児外科漢方研究会、第69回直腸肛門奇形研究会)を同会場において開催させていただきます。秋季シンポジウムの今回のテーマは「小児外科集中治療の新しい展開」となっております。私たち麻酔科医は手術中の患者管理医として小児外科医から小児集中治療医へ、また小児集中治療医から小児外科医へと動く患者の中間的管理を担当する関係で両者との関わりが非常に大きい科で、今回は両者間の学問的橋渡しをするためにこのシンポジウムを開催いたします。
  近年ようやく独立した集中治療医が働く米国型集中治療部ができて以来患者の予後が改善するだけでなく、外科医の負担を減らし外科医をより手術に専念できるようになってきています。また集中治療医も外科的考えを管理に反映しながら新しい人工呼吸法、抗菌剤の投与、脳低体温法、栄養法などを駆使し、患者の予後改善に大きな寄与をしています。外科医は集中治療から学び、集中治療医も外科から学ぶ。これが今後の正しい姿になるものと考えられます。
  今回小児外科医と小児集中治療医が一堂に会して患者管理などについて話し合われます。小児外科医、小児救急医にとって重症患者管理の新しい知識を得るのに最高の場と言えるのではないでしょうか。話題提供として皆様からの積極的な演題提出を切望いたしております。
天気が良ければまだ頂上付近にしか積雪のない、しかし雄大な富士山を間近に見ることができるでしょう。充実したシンポジウムと講演を企画いたしますのでどうぞ秋季シンポジウムならびにPSJM2012にいらして次の日からの診療に役立つ知識を仕入れて頂きたいと思っております。

第28回日本小児外科学会秋季シンポジウム 会長

堀本 洋(静岡県立こども病院 麻酔科)