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 第35回The Mt. Fuji Workshop on CVDを2016年8月27日(土)に伊藤国際学術研究センターで開催させて頂くことになりました。30年以上の歴史を持つ本会を担当させて頂くことを教室員一同、大変光栄に存じております。
 本年は主題を「脳動脈瘤のoptimal treatment 2016-治療の標準化と最適化をめざして-」とさせて頂きました。毎年のように新しいエビデンスやデバイスが発表される脳虚血の治療と比べ、脳動脈瘤の外科治療の進歩は多忙な臨床業務に追われていると実感しにくいこともあると思いますし、また治療法の選択やその成績に関しても、日本と欧米の間で、また国内の施設間でもバラツキがある事も事実です。また、一人の術者の視点からも「一つとして同じ脳動脈瘤の手術はない」事を日々の臨床で実感しており、EBMという言葉が広く普及した現在でも、治療の標準化と最適化は必ずしも同義ではなく、時に相反することさえあるのではないかと感じています。
 そこで今回は内科、外科、血管内治療のそれぞれの立場から、現時点での脳動脈瘤治療の標準化と最適化について、徹底的に議論するための4つのシンポジウムを企画しました。それぞれのトップランナーの先生方よりご講演を頂くと同時に、幅広く第一線の現場からの声をお届けしたいと思っております。さらにZurich大学のRegli教授にはヨーロッパの脳動脈治療の最前線のお話を頂ける予定です。
 また会の最後にイブニングセミナーとして、今後の脳動脈瘤術者(直達術・血管内手術)の育成・教育に関する討論会を開催します。若手の先生方の生の声から、今後の脳血管外科教育の方向性を探りたいと思っておりますので、研修医の先生方にも多数出席して頂きたいと思います。
 脳動脈瘤が本会のメインテーマになるのは、小職の師匠である杏林大学の塩川教授が当番幹事をされた2004年以来12年ぶりです。当時はISATの結果をどう理解し、臨床に生かすかが、最もhotな話題だったと記憶しております。それから干支が一回りした今、この間に我々が解決できたこと、またできなかったことを確認して再出発する場にしたいと思っています。8月末の東京は残暑厳しいですが、皆様と一緒に、会場内でも「いい汗」をかきたいと思います。学会の運営に際しては、不行き届きの点も多々あると思いますが、実りある会になるよう、教室員一同鋭意努力させて頂きますので、ご指導宜しくお願い申し上げます。