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ハンズオンセミナー
第25回 日本小児呼吸器外科研究会
日本小児呼吸器学会
 
 

事前参加はオンラインにて行います。

 ※申込期限:2014年10月20日(月)まで ※予定

ハンズオンセミナー1「未来への贈り物:肺寿命を考慮した呼吸管理と理学療法」

ハンズオンセミナー1 事前申込みは終了しました。

※登録は個人単位でお願いします。

※登録後、ご登録メールアドレスへ申込受付完了メールが送信されます。

<申込受付完了メールが届かない時は?>

迷惑メールフォルダに振り分けられている場合がございます。

・携帯電話のメールアドレスの場合、受信拒否設定になっている場合がございます。

日時 : 10月24日(金) 13時30分~16時30分

会場 : 第3会場(5A)

定員 : 40名 ⇒ 60名(増員しました)

<ご案内>

 本セミナーのテーマを“肺寿命を考慮した呼吸管理と呼吸理学療法(RPT)”としました。RPTを含めた呼吸療法を、ただ患児が助かれば良いという視点ではなく、例え死亡率低下などのエビデンスが証明できなくても肺損傷を最小限に抑え肺寿命を1日でも延ばし得る重要な手段ととらえることが大切です。受講者には、そのために必要な病態に即した手技の選択方法とその極意について理解を深めて頂きたいと思います。更に、効果的なRPTを行うためにはDrとPTが相互理解しチームで呼吸療法全体を統括する必要があります。そのためにも“チームでの自分の役割”を常に考え本セミナーにご参加ください。セミナー構成は、講義、実技、症例検討としました。講義は、三浦利彦PT(八雲病院)に “米国呼吸療法学会ガイドライン”、徳永修Dr(南京都病院)に“重症心身障害児の呼吸管理・理学療法”、稲員惠美PT(静岡県立こども病院)に、“小児急性期の呼吸理学療法-胸郭拡張法を用いた全周期呼吸介助”をお願いしました。 実技は、3セッションです。“処方の方法”を南野初香Dr(聖隷三方原病院)に、手技の極意は“小児急性期”を稲員PTに、“重症心身障害児”を榎勢道彦PT(四天王寺和らぎ苑)に概説実施いただきます。 症例検討では、同施設で勤務経験のある稲員PTと南野Drから、実際の症例で如何に最良の呼吸療法に辿り着いたかをお示しします。2症例目以降は、皆様から公募いたします。簡単な症例で大歓迎です。ぜひ率直な疑問や“これで良かったのか?”等の振り返りをぶつけて下さい。その際は事前に学会事務局までご連絡下さい。 皆様と小児呼吸理学療法を支えていくためにも、多数のご参加をお待ちしています。尚、当日は実技がありますので、動きやすい服装でご参加ください。 三浦PT:気道クリアランスは運動療法や姿勢管理と同じく、RPTの重要な領域の一つです。昨年発表された米国呼吸療法学会(AARC)の気道クリアランスガイドラインについて紹介します。 徳永Dr:重症心身障害児では種々の要因が複雑に絡み合って、しばしば慢性的な呼吸障害を呈します。呼吸障害に繋がるいくつかの要因を確認した上で、重症児の呼吸管理におけるRPTの意義について概説します。 稲員PT:小児呼吸障害の特徴とRPTの基本的な考え方をもとに、小児急性期における体位管理および呼吸介助法について解説します。実技では乳幼児期の胸郭の柔らかさを利用した吸気介助である“胸郭拡張法”について紹介し、呼気介助との違いを実体験していただきます。 南野Dr:RPTが必要と判断しても適切な病期と手技を指示できなければ、病態を悪化させる事があります。呼吸病態の評価法と病期のとらえ方を解説、実践します。 榎勢PT:重症心身障害児の呼吸障害を全身的な姿勢運動発達障害の側面から捉え、その呼吸の難しさを体験していただきます。

 

テーマ「未来への贈り物;肺寿命を考慮した呼吸管理と呼吸理学療法」
司会:上田康久(うえだこどもクリニック)

   臼田由美子(群馬県立小児医療センター リハビリテーション科)

 

【1 基礎的講義】
 1.三浦利彦(独立行政法人国立病院機構八雲病院 理学療法室)

  AARCにおける成人と小児の気道クリアランスガイドライン  
 2. 徳永 修(国立病院機構南京都病院 小児科)

  重症心身障害児(者)の呼吸管理・理学療法

 3.稲員 惠美(静岡県立こども病院 リハビリテーション室)

  小児急性期の呼吸理学療法-胸郭拡張法を用いた全周期呼吸介助について

 

【2 実技】 

 【進行役】

  横山美佐子(北里大学医療衛生学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻)

 【技術指導】 

  ステーション1)小児急性期:稲員惠美(静岡県立こども病院リハビリテーション室)

  ステーション2)重症心身障害児:榎勢 道彦(四天王寺和らぎ苑)

  ステーション3)呼吸理学療法のレシピを作る:南野 初香(総合病院聖隷三方原病院 小児科)

 

【3 症例検討】

 



ハンズオンセミナー2「肺機能検査」

ハンズオンセミナー2 事前申込みは終了しました。

※登録は個人単位でお願いします。

※登録後、ご登録メールアドレスへ申込受付完了メールが送信されます。

<申込受付完了メールが届かない時は?>

迷惑メールフォルダに振り分けられている場合がございます。

・携帯電話のメールアドレスの場合、受信拒否設定になっている場合がございます。

日時 : 10月25日(土) 15時00分~17時00分

会場 : 第3会場(5A)

定員 : 30名

<ご案内>

 呼吸機能検査といえば、スパイロメトリーです。中でも、最大努力呼出手技による努力肺活量(FVC)、一秒量(FEV1)、フローボリューム曲線とその指標は、呼吸器疾患の診療において、基本となる標準的な検査です。被験者の協力が必要なため、乳幼児期にはできませんが、概ね6歳頃から実施可能であり、主要な計測値の評価に必要な予測式が、本学会から公表されています。また、電子技術の進歩により、診療所でも導入可能な安価で小型の検査機器も販売されています。しかし、現在、小児に対してスパイロメトリーをきちんと実施できる医療機関は決して多くないようです。これには、小児のスパイロメトリーについて学べる機会がほとんどないという状況があると思われます。
かつて、わが国でも小児の呼吸機能検査が今以上に行われていた時代がありました。その頃は、特に大都市部において、工業生産の拡大や自動車の普及に伴う大気汚染が公害として社会問題となっており、小児喘息との関係が注目されていました。東京や大阪では小学生、中学生に対し、学校検診の中でスパイロメトリー検査が日常的に行われていました。本学会の初期には「小児肺機能セミナー」としてスパイロメトリー検査の講習会が毎年行われていました。したがって、小児呼吸器学会に所属するものが、スパイロメトリーに習熟していることは、きわめて当然のことでした。ところが、公害問題が改善するに従い、小児が呼吸機能検査を受ける機会はどんどんなくなっていきました。
現在、日本呼吸器学会などによって毎年開催されている肺機能講習会はありますが、その中では小児の検査について学ぶ機会はほとんどありません。今後も小児のスパイロメトリーの技術が全国どこでも利用できるように、標準的な検査技術の普及と適切な活用を進めていくことは、本学会の責務であると考えます。そこで、今回、スパイロメトリー検査のハンズオンセミナーを開催することになりました。
どんなときに検査をやるか、具体的にはどうやるのか、検査室から返ってきたデータをどう読むのか、どんなことに注意すべきなのか、できるだけ実技を交えながら、具体的に学んで頂ける機会にしたいと考えています。

 

ハンズオンセミナー2
「肺機能検査」

【司会】

  高瀬眞人(日本医科大学多摩永山病院小児科)

【講師】

  平井康太(東海大学小児科)

【実技指導】

  手塚純一郎(国立病院機構 福岡東医療センター小児科)

  錦戸知喜(大阪府立母子保健総合医療センター呼吸器・アレルギー科)

  田端秀之(東海大学小児科)

  煙石真弓(東海大学小児科)

 


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