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   第39回日本臨床運動療法学会学術集会は、北翔大学札幌円山キャンパスにて開催させていただく予定でありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大と皆さまの安全を懸念し、オンライン開催とさせていただきました。
   本学会のテーマは、「シームレス・バリアフリー/〜多様な領域をつなぐ運動療法の真価〜」とし、以下の3つのスローガンを提言しました。
   
  子供から高齢者、疾患者・障がい者までシームレス・バリアフリーな運動療法
 なぜ、運動療法なのか?EIM-“Exercise is medicine”という標語が欧米から発信され、次第に浸透してきました。運動は治療であるという概念は、まさに紀元前にヒポクラテスが残した“Walking is man’s best medicine”という格言そのものです。さらに、薬剤が及ばないほどの多面的効果と多様性・発展性を考えると、“Exercise dominates medicine”「運動は医療に勝る」と思う次第です。しかしながら、それは「何処でも、誰にでも」実践できなければなりません。運動不足と体力低下が深刻な子供、人生100時代に突入する高齢者、疾患者、障がい者にシームレス・バリアフリーに運動療法が適用できるように、そのあり方を見直し、発展させることは本学会の使命だと思っております。
   
  運動療法新時代に向けて〜多様な領域をつなぐ運動療法
 前人未到の領域へ加速する超高齢化社会を背景に慢性疾患患者、障がい者も増加し続けており、健常者のみならず疾患者でも自立性を保つことが必要になってきています。運動療法も広い視点で見直し発展させていかなければならず、薬物療法、機能性食品や栄養学的介入との融合、ニューロリハ領域で活用されているロボット技術を応用した手法も超高齢化と重複障害の増加を考えると必要になる日も間近でしょう。
   
  多職種・多施設連携の架け橋として
 本学会の理事・評議員および会員の皆さんは、多領域におよぶ医師、研究者、健康運動指導士、管理栄養士、インストラクター、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、看護師、保健師など様々な分野の方々です。本会を発表・情報交換の場としてだけでなく、ネットワークや共同研究組織を創成する機会として活用していただきたいと願っております。本会は新たなアイデアを生み出す原動力となり、皆さまの後押しになると信じております。
 最大限に有意義な学術集会になるよう準備しておりますので、ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。