ご挨拶
<動画>開催案内挨拶
開催概要
開催方法
プログラム
参加登録
演題募集
参加者の皆様へ
座長・演者の皆様へ
利益相反(COI)について
会場アクセス
宿泊のご案内
託児室のご案内
実技セミナーのご案内
協力企業の皆様へ
リンク
 
 
 
 
 
   
 

2○2○(にーまるにーまる)。
2020年、東京オリンピック・パラリンピックが開かれるこの年に、《体外循環オリンピック~Perfusionism》を大テーマに冠し、第46回日本体外循環技術医学会大会(46th JaSECT)を関東甲信越地方会の全面後援のもと開催させていただきます。
会期は2020年10月3日(土)、4日(日)の2日間、会場は東京ファッションタウン(TFTホール/TFTビル=東京都江東区有明・豊洲・東京ビッグサイト)です。夏の東京オリンピック・パラリンピックの興奮を引き継ぎ、バレーボールやテニス、体操競技など多くの主要種目が行われるエリアでの開催となります。
オリンピックに関連して、Olympism(=オリンピックの精神)という概念があります。
「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍などさまざまな差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」
これが、体外循環技術あるいは体外循環技士のあり方、そして本学術大会の目的に置き換えられるように思い、ちなみました。
「チーム連携を意識し、個々の体外循環技術を向上させ、国内外の異なる技術や知識との交流によりさらなる発展を図り、安全でよりよい医療の実現に貢献すること=Perfusionism」
を実践する大会にしたいと考えています。
プログラムを構築するイメージワードは、
「真」「連携」「和」「輪」「臨」「凛」「実践」「継承」「世代」「温故知新」「発展」「安全」「教育」「文化」「インターナショナル」「チェンジ」「チャレンジ」…
などが溢れます。
これらからテーマを【チーム】【学び~How to】【活き~リアル】【something new, something different】【継ぎ~過去・現在・未来】の5つに集約して企画を進めております。
1953年に世界初の人工心肺を用いた心臓手術が行われてから60余年、本学術大会の開催も1976年の第一回から40余年、歴史の重みを感じずにはいられません。あの頃未来であった2000年代に入り、早くも20年が経とうとする今、体外循環が描いていた未来は、果たして「現実」となっているのだろうか。医療へ貢献できているのだろうか。患者の安全は守られているのだろうか。歴史を意識し、過去と未来を繋ぐ「今のリアルな体外循環」を各施設から持ち寄り、競い、語り、吟味し、最善の共有が果たせる、そんな大会の実現を目指しております。
これまで45回も積み重ねられたこの伝統ある大会の大会長を務めさせていただくにあたり、関係する皆々様方には深々く心から感謝申し上げ、光栄に存ずると同時に、身の引き締まる思いであります。また個人的には、1997年の第23回大会(見目恭一)、2006年の第32回大会(関口敦)に続く、埼玉医大の三代目としての使命を担ってもおります。含めまして、歴代の偉大なる先達が築いてこられたこの栄誉ある大役の歴史に恥じぬよう、地方会の仲間一丸となり、上質でわかりやすいプログラムの構成、明朗かつ品位ある心のこもった運営で皆様をおもてなします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
参加の皆様、企業の皆様との「ONE TEAM」で、2020体外循環オリンピックの成功を叶えられたら嬉しく思います。

   
2019年12月27日